Pop-Up Matrix 阿見俊輔

ポップアップ立体を用いたサイネージシステム


新たな描画表現の模索
描画表現は壁画から始まり、絵画、白黒写真、カラー写真、動画へと進化を遂げ、我々はそれらをテレビやスマホなどのモニターを通して鑑賞するようになった。しかし現在、モニターはどの種類も機能の変化はほとんどなく、4Kや8Kなど解像度競争へと向かいつつある。しかし、近・現代の美術が写実以外の方法で新たな表現価値を見出したように、解像度以外の価値を表現として模索することには意味があると考え、デジタル制御のアナログ描写表現の模索を行う。


透過性のある描画装置
本作品は、 ポップアップ立体の開閉をドットマトリクスの0/1に用い、サイネージとしての情報伝達の役割と空間を仕切るパーテーションとしての役割を兼ね備えたものとなっている。アナログな立体をデジタルで制御する表現を用い、新たな体験や価値を生み出す装置となることを想定している。また、ディスプレイ型メディアアート作品やデジタルサイネージと比較し透光性が高いことや、場所や距離で見え方が異なることも特徴となっている。


size:H910xW910xD78 mm
material:ユポ紙,PET,テグス,輪ゴム,Arduino UNO,
サーボモータ  他