Foot Stramp 秋葉翔太

圧電素子を使用した衝撃による発電


夜間のランニングは視界が悪く、現在個人が反射板を使用したベストを着たり、懐中電灯を手に持って走ったりしている。しかし、懐中電灯には電池交換の手間や持ち運ぶ鬱陶しさがある。また、夜のランニングは温度変化による体調管理が難しく、自分のベストなウエアを着てランニングをしたいが、ウエアを制限する煩わしさがある。そこで今あるウエアに取り付けることにより自分自身を目立たせることができるものとして今回のプロダクトを開発した。このプロダクトでは圧電素子を使用することで、靴と地面の間に起きる衝撃で発電し、その電力でLEDを光らせることによって自分の存在を周りに知らせることができる。 発電部分は薄く、引っ張りに強く、衝撃に耐えられるような素材を使用し、ランニングの際に違和感が出ないように工夫した。また、クリップ部分は暗闇で目立ちにくい黒色で履いた際に違和感が出ない形状に設計した。またLEDは青色の超高輝度のものにより、暗い中でも、街灯などで明るさが多少確保されたところでも安全を確保することに成功した。


material:高輝度LED 圧電素子 熱収縮チューブ 導線