紫外線殺菌と濾過により生花の鮮度を保つ花器の研究

生花の鮮度を維持する
切り花が変色することや萎れることなく長く綺麗な状態を保つためにはこまめな手入れが必要である。日常的に花を購入する習慣のない人が祝いの場で花を貰う場合や、入院中に花を貰う場合、適切に手入れができず、花を枯らせてしまうことがある。また、飲食店やホテル、学校などに花を飾る場合、管理が行き届かないことがある。生花店では新鮮な花を提供するため、毎日時間や手間をかけて生花を手入れしている。その様な状況を解決する方法が待ち望まれていると考える。


紫外線殺菌と濾過により生花の鮮度を保つ花器
本研究では、生花店へのフィールドワークから得られた業務の実態に着目し、生花の特性や手入れ方法や、水の清浄・生花の鮮度を維持する方法について調査を行った。そこで得られた知見を基に、水替えの頻度を減らし生花の鮮度を維持する方法として、水の紫外線殺菌・濾過を自動制御し水の清浄を保つ花器を考案した。この研究により生花店の負担が軽減することや、生花を楽しむ人が増えることを期待する。


Material：
PLA樹脂 、水中ポンプ 、浄水フィルター 、紫外線LED　他 　

Dimensions：
W140 × D140 × H200　[mm]