Purusonica 外舘依千花
誕生当初から進化の少ないリコーダー
リコーダーは中世ヨーロッパで発明され、
ルネサンス音楽やバロック音楽において重要な役割を果たした。
しかし、18世紀後半以降のオーケストラの発展に伴い、
大規模編成に適した楽器に取って代わられた。
20世紀に入ると再評価され、教育用楽器として採用された一方、
設計や機能はルネサンス期から大きな変化がなく、
他の吹奏楽器と比べ技術的な発展が限定的である。
本研究では進化の少ないリコーダーを、新たな楽器に発展させることを目指す。
直感的な演奏を楽しめる打楽器の開発
リコーダーのシンプルな構造を活かし、奏法を簡略化した打楽器を制作する。
息使いを取り除くためにポンプでの送風により発音し、
指使いを取り除くために管の長さによって音程を調整する。この打楽器化により、
直感的な演奏を可能にすると同時に、息を使わずリコーダーのハーモニーを演奏する新しい体験を提供する。
本制作物が演奏が容易な楽器として親しまれ、多くの人が音楽を楽しむ一助となることを期待する。
Material:
タモ集成材 、PLA樹脂 、TPE樹脂 他
Dimensions:
13音スタンド : W600 × D340 × H250 [mm]
32音スタンド : W1320 × D950 × H500 [mm]