Takt Takt 細谷 真央

演奏時の予備動作に着目した音楽への肯定的原体験を育む幼児用教材の提案


音楽の原体験格差の解消
本来、音楽は誰もが楽しめる文化的活動であるが、現実には演奏の失敗体験や技能差への不安から音楽に対し苦手意識を持つ人も多く存在する。本研究では、幼児期に音楽を通した楽しさの原体験を創出することで、将来的に音楽を誰もが選択できる文化的活動とすることを目的とする。楽器演奏の予備動作に着目し、身体の動きと音との関係を体験的に理解できる機会を作ることで、技能的な基盤を構築する。


幼児用楽器とリトミックプログラムの提案
本研究では、独自の幼児用楽器とそれを用いたリトミックプログラムを提案する。この楽器は、打撃前の「予備動作」を振動として体感できる構造を持ち、音と身体動作の結びつきの理解を深める。 プログラムでは、この打楽器を用いた体験を通じ、音楽に対する肯定的な原体験を構築する。生涯にわたって音楽を享受するための確かな第一歩となるような、音楽体験のデザインを提示することを目的とする。


Material:
サクラ材、PLA樹脂、ステンレス球  

Dimensions:
W20×D20×H150 (mm)