Tenelung 宮野 優香

民族楽器アンクルンから着想を得たトレモロ奏法が容易な鍵盤打楽器の開発


楽器演奏における習得過程の現状
音楽は誰もが楽しめるものである一方、曲を奏でる楽器演奏においては多くの人が習得過程で困難を感じ、挫折を経験する。その主な要因が、奏法の難しさにあることが調査により明らかとなった。そこで本研究では、演奏技術の習得に対する負担を軽減し、従来では難しい奏法を初心者でも容易に可能にすることを目的とした楽器の制作を行う。表現の幅や演奏者層を拡大することで、より多くの人が演奏そのものに取り組みやすくなる事を目指す。


アンクルンから着想を得た鍵盤打楽器の開発
楽器の原型として、民族楽器アンクルンに着目する。アンクルンは「トレモロ」という一般的に難易度が高い奏法を容易に演奏可能な特長を持ち、初心者でも音の充足感や達成感を得やすい楽器である。一方、実際の使用場面や音の表現方法には改善の余地がある。そこで、アンクルンの長所を活かしつつ、より多様な旋律や和音表現を実現する新たな鍵盤打楽器の開発を行う。本楽器を通して、幅広い年代が気軽に演奏の楽しさに親しめることを期待する。


Material:
アルミパイプ、PLA樹脂、シナランバー材 他  

Dimensions:
W612×D150×H1010 (mm)