PLENUS 坂本 健太朗

身体的充足感を目的とした缶圧縮装置の開発


公共空間における缶圧縮装置の課題と可能性
アルミ缶はリサイクル率の高い循環資源である一方、缶圧縮装置は、安全性や管理面の課題から公共空間では十分に普及してこなかった。本研究では設置場所をオフィスなどの半公共空間に限定することで導入ハードルを下げるとともに、圧縮行為にストレス発散や気分転換といった新たな価値を付加する。環境配慮と働く場における新しい体験を両立する、現代に適した缶圧縮装置の開発を目指す。


身体行為としての缶圧縮
コロナ禍以降、オフィスでは人を呼び戻すための体験価値が求められている。本研究は、缶を「潰す」という身体行為の手応えに着目し、働く時間に小さな転換点を生み出す装置を提案する。不特定多数が安全に扱え、高い達成感を得られるよう、折模様付与機構と倍力機構を組み合わせ、少ない力で整った形状へ圧縮できる構造を設計した。PETG-CF部品とアルミフレームを採用し、高剛性かつ高精度な動作を実現している。


Material:
アルミフレーム,ステンレス棒,カーボンファイバー含有PETG 他  

Dimensions:
W540×D540×H1500 (mm)